愛媛大学沿岸環境科学研究センター 化学汚染・毒性解析部門:環境毒性学(岩田)研究室
Japanese
環境毒性学(岩田)研究室のホームページへようこそ。
  本研究室では、様々な野生生物や実験動物を対象とし、環境汚染物質による毒性影響の解明やリスクの評価を目指して、教育・研究をおこなっています。
お知らせ
■論文掲載のお知らせ
環境汚染物質であるポリ塩化ビフェニル(PCBs)およびポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDEs)がアザラシの核内受容体である構成的アンドロスタン受容体(CAR)へ結合することを証明した論文がScience of the Total Environmentに掲載されました。
本研究では、バイカルアザラシおよびマウスのCARに対するPCBsおよびPBDEsの結合力(平衡解離定数:KD)を、表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサーを用いて測定しました。PBDEsはPCBsよりも両種のCARに対して高い結合親和性を示しました。コンピューターで結合状態をシミュレーションしたところ、PBDEsはPCBsよりも両CARの特定のアミノ酸残基とより多くの非共有結合を持つことが示され、SPRバイオセンサーでの測定結果を裏付けました。

※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://authors.elsevier.com/a/1ds-aB8ccr0z2
落合先生が、10/16(土)に、ノートルダム清心高等学校が主催する「集まれ!理系女子 第13回女子生徒による化学研究発表Web交流会」にて講師を務めることになりました。
詳細はこちら
■インタビュー記事掲載のお知らせ
愛媛大沿岸環境科学研究センターの落合真理・特任助教(環境毒性学)ら研究グループはイルカの一種・カズハゴンドウの体細胞を神経細胞へとダイレクトリプログラミング(直接分化誘導)することに初めて成功したので、毎日新聞社より取材を受けました。
PDFにて記事をご覧いただけます。

※記事は以下のサイトから閲覧できます。
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20211007/k00/00m/040/114000c
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/619615e249e67869bd9b13944b6cde5833196e67
■論文掲載のお知らせ
座礁したクジラから単離した線維芽細胞を神経細胞に分化させ、環境汚染物質の神経毒性を評価した論文がEnvironmental Science & Technologyに掲載されました。
※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://doi.org/10.1021/acs.est.1c01074

論文は以下のサイトでも紹介されています。
EurekAlert!
https://www.eurekalert.org/news-releases/923464
AlphaGalileo
https://www.alphagalileo.org/Item-Display/ItemId/211022
Asia Research News
https://www.asiaresearchnews.com/content/reprogrammed-whale-neurons-predict-neurotoxicity-environmental-pollutants
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愛媛大学研究成果ストックサイト
(英)https://research.ehime-u.ac.jp/basic_life_science/20210727-1.html
(日)https://research.ehime-u.ac.jp/ja/basic_life_science/20210727-1.html
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愛媛大学公式HP(Facebook、Twitter)
https://www.ehime-u.ac.jp/
■インタビュー記事掲載のお知らせ
2021年3月発刊「愛媛大学の今を伝える広報誌ドット・イーフォリオ第14号」に、
落合特任助教のインタビュー記事「スナメリに蓄積する環境汚染物質が細胞死を誘発」が掲載されました。
PDFにて記事をご覧いただけます。
■書籍発刊のお知らせ
2021年3月発刊「海棲哺乳類大全~彼らの体と生き方に迫る~」
本研究室の落合特任助教が「鯨類の環境毒性学研究」という題目で執筆しております。
「株式会社緑川書房」Web:
https://www.midorishobo.co.jp/SHOP/1587.html
■書籍刊行のお知らせ
2021年3月4日刊行「海とヒトの関係学」シリーズの第4巻「疫病と海」
岩田教授が「環境ホルモンによる海洋汚染とクジラ・アザラシ・ホッキョクグマへの影響」という題目で執筆しています。
「笹川平和財団」Web:
https://www.spf.org/spfnews/pressrelease/20210302.html
■論文掲載のお知らせ
ダイオキシンを投与したニワトリ胚の胸腺への影響を解析した論文がEcotoxicology and Environmental Safetyに掲載されました。
本研究により、2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ダイキシン(TCDD)曝露はニワトリ胚胸腺のckAHR1-ckARNT2シグナル伝達経路を活性化し、制御性T細胞CD4+CD8-CD25+およびCD4+CD8+CD25+への分化を促すとともに、免疫関連遺伝子の発現を変化させることで、免疫応答を抑制することが示唆されました。 論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://authors.elsevier.com/sd/article/S0147-6513(21)00058-0
第44回鳥類内分泌研究会で本研究室の神田宗欣さんが若手研究奨励賞を受賞しました。【12月12日(土)】
https://www.ehime-u.ac.jp/post-143622/
■論文掲載のお知らせ
 バルト海産サケの肝臓の有機ハロゲン化合物蓄積濃度とトランスクリプトーム(各遺伝子のmRNA発現プロファイル)の関係を解析した論文が2020年11月9日にEnvironmental Science & Technologyに掲載されました。
有機ハロゲン化合物(OHC)によるバルト海の環境汚染はそこに生息するタイセイヨウサケ(Salmo salar)の健康を脅かす一要因して考えられています。 一方、OHC汚染の影響に関する調査・研究は十分に実施されてきませんでした。我々は、バルト海の3海域から採取したタイセイヨウサケの人工孵化個体群および野生個体群を対象に、肝臓のOHC濃度とトランスクリプトームを測定しました。両測定値を多変量解析した結果、OHC濃度とトランスクリプトームは、3海域で個別にグループ化され、両データ間に強い相関関係が認められました。したがってバルト海のサケの肝臓のトランスクリプトームは、OHC汚染の影響を受けていることが示唆されました。
※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://dx.doi.org/10.1021/acs.est.0c04763
■論文掲載のお知らせ
 内分泌かく乱化学物質であるビスフェノールA(BPA)の母胎内曝露が出生後に仔ラットの肝臓のリピドーム(各脂質成分)に及ぼす影響を解析した論文が2020年11月10日にScience of the Total Environmentに掲載されました。
ポリカーボネートやエポキシ樹脂に含まれるビスフェノールA(BPA)は肥満を誘導する内分泌撹乱物質として知られています。我々はこれまでに、出生前に母胎内でBPA に曝露された仔ラットは、出生後に体重が増加し、肝臓の脂質恒常性関連遺伝子が性・成長段階依存的に変化することを報告してきました。本研究では、母胎内でのBPA曝露が仔ラットに与える影響をさらに理解するために、生後21日目(PND21)と60日目(PND60)の仔ラットの肝臓のリピドームを解析しました。その結果、総脂質含量は、母胎内でBPA曝露を受けたPND21の雌で減少する傾向が認められたものの、総脂肪酸・アシルカルニチンのレベルは雌雄ともPND21ラットで有意に増加していました。母胎内BPA曝露による脂質組成の変化はPND60まで継続しましたが、体重と総脂質含量への影響はPND60までに緩和されました。リピドームとトランスクリプトーム(各遺伝子のmRNA発現プロファイル)のデータを統合して解析すると、両データ間に強い相関関係があることがわかりました。以上のことから、母胎内でのBPA曝露は、出生後の仔ラット肝臓の脂質恒常性関連遺伝子の発現に影響を与え、その影響はリピドームにまで及んでいることが示唆されました。
※論文は以下の2021年1月21日まで以下のサイトから閲覧できます。
https://authors.elsevier.com/a/1c7PcB8ccoPCv
■論文掲載のお知らせ
殻なし孵化装置を用いて、有機リン系難燃剤であるTCEP(tris(2-chloroethyl) phosphate)のニワトリ胚に対する毒性を評価した論文がEcotoxicology and Environmental Safetyに掲載されました。
※論文は以下のサイトから閲覧できます(2020年10月29日まで無料です)。
https://authors.elsevier.com/a/1biyFXad0Vspd
■私たちの最新の研究論文が以下のウェブサイトで紹介されました。
■論文掲載のお知らせ
ニワトリAHRおよびARNTの各アイソフォームのヘテロ二量体ペアを用いて天然由来・人為起源由来のAHRアゴニストの転写活性化能を評価した論文がEcotoxicology and Environmental Safetyに掲載されました。
※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://doi.org/10.1016/j.ecoenv.2020.110835
■論文掲載のお知らせ
座礁したスナメリから単離した線維芽細胞を用いて環境汚染物質の細胞毒性を評価した論文がEnvironmental Science & Technologyに掲載されました。
※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://dx.doi.org/10.1021/acs.est.9b07471
■論文掲載のお知らせ
内分泌かく乱化学物質であるビスフェノールAの出生前曝露が出生後仔ラット肝臓のトランスクリプトーム・プロテオームに及ぼす影響を解析した論文がScience of the Total Environmentに掲載されました。
※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2020.137568
■論文掲載のお知らせ
ダイオキシン類によるホッキョクグマAHRの転写活性化能をインビトロ・インシリコ実験系で解析し、リスクを評価した論文がEnvironmental Science & Technologyに掲載されました。
※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.est.9b05941
本研究室が、高校生の知的好奇心に火をつけるための学問情報サイト「みらいぶっく」で紹介されました。
環境毒性学に興味がある方は、ぜひ一度以下のサイトを覗いてみてください。
https://miraibook.jp/researcher/198
研究業績のページに2018年・2019年研究業績を追加しました。
第22回内分泌撹乱化学物質学会研究発表会で、
本研究室の神田宗欣さんと坂田真有美さんが優秀学生発表賞を受賞しました。【12月13日(木)】
https://www.ehime-u.ac.jp/post-109651
■本研究室が高校生向けの学問紹介サイト「夢ナビ」で紹介されました。
高校生を対象に、研究内容を平易な言葉で説明しています。
■2019年9月発行号の『生物の科学 遺伝』特集「死体に学ぶクジラ・イルカの秘密」に、落合特任助教、岩田教授の「人工化学物質による鯨類の汚染と影響(国立科学博物館名誉研究員山田格氏監修)」の記事が掲載されました。
PDFにて記事をご覧いただけます。
■論文掲載のお知らせ
パーフルオロアルキル化合物のアザラシPPARαに対する結合能をインビトロ・インシリコ実験系で評価した以下の論文がEnvironmental Science & Technologyに掲載されました。
Ishibashi, H., Hirano, M., Kim, E.Y., Iwata, H. (2019): "In vitro and in silico evaluations of binding affinities of perfluoroalkyl substances to Baikal seal and human peroxisome proliferator-activated receptor α. Environmental Science and Technology, 53, 2181-2188.
※論文は以下のサイトから閲覧できます。
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.est.8b07273
平成31年度の共同利用・共同研究・研究集会を募集します。
http://lamer-cmes.jp/shared
■論文掲載のお知らせ
以下の論文がEcotoxicology and Environmental Safetyに掲載されました。
In ovo exposure to triclosan alters the hepatic proteome in chicken embryos
※論文は以下のサイトから入手できます。
https://authors.elsevier.com/a/1XjW2Xad0OE2t
SETAC JAPAN 2018年年会で、本研究室の神田宗欣さんが「優秀ポスター賞」を受賞しました。
https://www.ehime-u.ac.jp/post-81268/
■論文掲載のお知らせ
水酸化PCB(OH-PCB)の毒性影響に関する以下の論文が Toxicological Sciences に掲載されました。 Effects of 4-Hydroxy-2,3,3',4',5-pentachlorobiphenyl (4-OH-CB107) on Liver Transcriptome in Rats: Implication in the Disruption of Circadian Rhythm and Fatty Acid Metabolism
※論文は以下のサイトから入手できます。
https://academic.oup.com/toxsci/advance-article/doi/10.1093/toxsci/kfy123/5000034?guestAccessKey=79773a44-5c59-48c5-b8d2-345a3197f6bf
■論文掲載のお知らせ
フェノバルビタールのニワトリへの影響に関する以下の論文が Ecotoxicology and Environmental Safety に掲載されました。
Effects on the hepatic transcriptome of chicken embryos in ovo exposed to phenobarbital
※論文は7月10日まで以下のサイトから入手できます。
https://authors.elsevier.com/a/1X4~z_3Mt6S1IA
論文掲載のお知らせ
殺菌剤トリクロサンのニワトリへの影響に関する以下の論文が Toxicology and Applied Phamacology に掲載されました。
Effects of prenatal exposure to triclosan on the liver transcriptome in chicken embryos
論文は5月中旬まで以下のサイトから入手できます。
https://authors.elsevier.com/a/1Wpwa,xhBqN31
ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
平成30年度の共同利用・共同研究・研究集会を募集します。
http://lamer-cmes.jp/shared
国際シンポジウムISPTS2017で、本研究室のHoa Thanh Nguyenさんが「Best Student Award」を受賞しました。
https://www.ehime-u.ac.jp/post-64416/
国際シンポジウムPRIMO19で、本研究室のHoa Thanh Nguyenさん・芳之内結加さんが「Best Student Presentation Award」を受賞しました。
https://www.ehime-u.ac.jp/post-61617/
第44回日本毒性学会学術年会で、本研究室の芳之内結加さんが「優秀研究発表賞」を受賞しました。
https://www.ehime-u.ac.jp/post-59909/
新しい論文がAquatic Toxicology 誌に掲載されました。
Hirakawa, S., Imaeda, D., Nakayama, K., Udaka, M., Kim, E-Y., Kunisue, T., Ogawa, S., Matsuda, T., Matsui, S., Petrov, E.A., Batoev, V.B., Tanabe, S., Iwata, H. (2011). Integrative assessment of potential effects of dioxins and related compounds in wild Baikal seals (Pusa sibirica): Application of microarray and biochemical analyses. Aquatic Toxicology, 105(1-2), 89-99.
本研究では、バイカルアザラシのカスタムオリゴアレイを作製し、同種の肝臓の遺伝子発現プロファイルを調査しました。また同時に、肝臓のダイオキシン類濃度と遺伝子発現プロファイルの関係を解析し、ダイオキシン類が遺伝子発現に与える影響についても調べました。その結果、ダイオキシン類はシトクロムP450 1A1・1A2・1B1の誘導を介して、酸化ストレスを増大させ、脂質の過酸化や炎症反応を引き起こしていることが示唆されました。
本研究室の岩田久人教授が日本生態学会の「第16回生態学琵琶湖賞」を受賞しました。詳細は以下のページで紹介されています。
http://www.ehime-u.ac.jp/research/news/detail.html?new_rec=8450
新しい論文が Environmental Science and Technology 誌に掲載されました。
Ishibashi, H., Kim, E-Y., Iwata, H. (2011). Transactivation potencies of the Baikal seal (Pusa sibirica) peroxisome proliferator-activated receptor α by perfluoroalkyl carboxylates and sulfonates: Estimation of PFOA induction equivalency factors. Environmental Science and Technology, 45(7), 3123-3130.
本研究では、バイカルアザラシのPPARa遺伝子を導入した細胞を用いて有機フッ素化合物の遺伝子転写活性化能について検討しました。その結果、試験に用いた有機フッ素化合物のなかではペルフルオロオクタン酸(PFOA)の効力が最も強く、その程度は化合物の炭素数によって決まることを明らかにしました
新しい論文が Toxicological Sciences 誌に掲載されました。 Lee, J-S., Kim, E-Y., Nomaru, K. Iwata, H. (2011). Molecular and functional characterization of aryl hydrocarbon receptor repressor from the chicken (Gallus gallus): interspecies similarities and differences. Toxicological Sciences, 119(2), 319-334.
本研究は、ニワトリAryl Hydrocarbon Receptor (AHR)のRepressor (AHRR)が哺乳類やゼブラフィッシュのAHRRと同様にAHRの働きを抑制することを示しました。一方、AHRの抑制作用に必要なAHRRの部位や作用機序は種間で異なっていることもわかりました。本論文は、掲載号のHighlighted Articleに選ばれました。
本論文の要旨は以下のサイトから読むことができます。
http://toxsci.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/119/2/319?etoc
研究業績のページに2010年研究業績を追加しました。
基盤研究(S)のページに初年度の成果を追加しました。
新しい論文がEnvironmental Science and Technology誌に掲載されました。
Kubota, A., Watanabe, M., Kunisue, T., Kim, E. Y., Tanabe, S., Iwata, H. (2010). Hepatic CYP1A induction by chlorinated dioxins and related compounds in the endangered black-footed albatross from the North Pacific. Environmental Science and Technology, 44(9), 3559-3565.
絶滅 危惧種であるクロアシアホウドリが高濃度のダイオキシン類に汚染されており、蓄積したダイオキシン類によって肝臓の異物代謝酵素・シトクロムP450 1Aが誘導されていることがわかりました。本研究は、アホウドリにダイキオキシン類の影響が及んでいることを直接示した最初の報告です。本論文の要旨は以下のサイトから読むことができます。
http://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/es1000177
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